正解のない世界の中で
今僕たちが生きている世界は正解がありません。
ここでいう正解は、勉強やテストの答案のような断定的なものでなく、「人生」という道においての正解がないということです。
どんなに同じ時間を過ごしても、そこに抱く感情は人によって違います。
感情が違えば、次に移る行動もおのずと変わっていきます。
迷わずに走って進んでいく人、慎重に検討し一歩一歩着実に歩いていく人、くねくねと迷いながらも前に進んでいく人など
100人いれば100通りの人生設計があります。
改めて書きますが、そこに「正解」はありません。
正解という断定的なものはありませんが、
「正しさ」という曖昧なものを自分自身に求めることはできます。
自分という正しさ
生きている年数が長ければ長いほど、失敗や挫折を経験する数は増えていきます。
失敗や挫折はとても精神的に辛いですが、人生を豊かにするスパイスになっています。
僕の人生全てが今まで正しかったかと言われれば、必ずしもそうではありません。
時には失敗を経験し、挫折を味わってきました。
プロフィールにも書きましたが、僕は人間関係が原因でうつ病を経験し、保育士を辞めています。
これは僕の挫折です。
挫折をしましたが、たくさんの人に支えられて、今は新しい仕事に就いて楽しく生活できています。
この選択が正解かと言われれば、正直わかりません。違う選択肢もあったと思います。
でも、僕が選んだのはこの選択肢です。
この選択肢に意味を持たせるのは自分です。
こう自分が思えていれば、それは正しい選択肢になります。
今自分の身に降りかかった失敗や挫折に今後どのような意味を与えるか。
そこからの行動はどのようにしていくか。次に進むのにはどのようにしていけばいいかを考えていく必要があります。
本当の失敗とは、失敗したことをずっと引きずってしまい、そこから進むことができないことを言うと僕は思います。
失敗を何度も繰り返して、何度も失敗から学んで、正しいと思える道に進んでいく。
そうして自分の「正しさ」を築いていけます。
自分のために人生を生きる
正解のない世界の中で、自分の道を生きていくのはとても困難です。
ですが、自分の道は自分で選んだすべてのおかげで生きています。
朝食、寝る時間、就職、進学など小さなことから大きなことまで
自分で決めないといけません。
親や友達、恋人に言われたからやった。と思う人がいるかもしれませんが、
最終的に決断し行動しているのは自分です。
誰かのために使う時間も大切ですが、自分に対しての時間を与える
という選択してあげてください。
そして、自分の選択に責任を持ちながら、生きていけたらいいなと思います。