拝啓 過去の自分へ

拝啓 過去の自分様 いかがお過ごしでしょうか?

自分に優しくしていますか?

上手くいかなかったときに自分を責めていないですか?

自分のことを何もない人間だと思っていないですか?

自分なんかいなくてもいいと思ってませんか?

これは全部過去の自分に対しての問いかけです。

この自分への問いかけが見てくださっているあなたに届きますように。

起きる悪いこと全てが自分のせいだと思っていた過去の自分へ。

起きる悪いこと全てが自分のせいだと思っていた過去の自分へ。

今思えば、無謀な考え方だったと思います。

自分の手の平が届く範囲を超えて、一人ではできないことも自分一人で行おうとしていました。

これは僕がこども園で働いていた時のこと。

自分が一番遠くにいて、近くに先生がいるのに泣いている子どもの対応をしなきゃと思ったり

気付いた人が行うことのできる雑用の仕事を全部自分で引き受けようとしていました。

全てのことを行うことは、仕事ができると思っていましたし、それこそが

「優しさ」だと思っていました。

しかし、その優しさが周りの人にだけ向いていたということを

今思えばとても後悔しています。

優しさの矢印

周りの人に優しくするという素晴らしい行動の前に、今自分を閉じ込めてまで、優しくする必要はありません。

その閉じ込めている自分をまずは優しくしてあげてください。

そして、今自分が何を思って、何を感じているのかそれを素直に感じ取ってあげてください。

自分の心を素直に見ることができた時、あなたが今一番したいことが見つかるはずです。

「仕事を辞めたい」「会いたくない人がいる」「生きるのが辛い」などの思いの中に隠されている

本当の気持ちを見つけてあげてほしいです。

答えはあなたの中に

一度大きな挫折を経験してわかったことは「答えは自分の中にある」ということです。

両親が、彼氏・彼女が、友達が、職場の上司が誰が何と言おうと

決めるのは「自分」です。

「あの人にこう言われたからこうした」ではなく

「あの人にこう言われたことを参考に自分でこうした」が正しいと思います。

あの日僕は退職を経験してよかったと思っています。

それは、自分の決断で自分の命を守ることができたからです。

これは他でもない自分自身で決めたことです。

自分で自分を救えた事実こそが、自分を前に突き進めていると実感しています。

今の僕は楽しく仕事をしています。

過去に何があっても、過去の捉え方を変えることができれば、今は変わります。

あの時はこうだった。でも、今はそれも含めて自分なんだと思うことができるようになれば、

未来は前に進んでいくと思います。

                                    未来の自分より        

                                         敬具

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